肴

何のひねりもないただのイサキの塩焼きではございますが

ある日いつものスーパー。200g前後の地物のイサキが大量に並べられていて、これがg単価68円という幸せ価格。何のひねりもないただの塩焼きだけど、控えめに言って三ツ星レストラン並みの旨さだった(三ツ星レストランにイサキの塩焼きがあるのかどうかは知らんがな)。

山陰は明日あたりから冬まっしぐらのもよう。この冬は雪が多いと脅されている。雪かきのない生活を夢見る今日この頃。

秋の夜長 燈火親しむべし とは言うけれど

私にだってあったんだ、若かりし頃が。秋と言わず冬と言わず、夜ともなれば自室でお気に入りのLPをかけ、ウイスキ－を舐めながら読書三昧。なんという天国だろうか。だがそれも今は昔。今の私、酒を飲んで本なんぞ読んだら翌日は中身がすっからかん。あらすじの「あ」の字も残ってない。

基本的に、私は昼酒をしない。だから、昼間ならいくらだって読書できる。というのは理想論で、老眼は進行するわ根気は続かんわ。若い衆よ、読書もこれでなかなか大変なのよ。

サワラのたたきとヨコワの刺身で留飲を下げた夜

つれ合いは女子会で不在の夜「晩めし何食べるかなぁ」といつもの魚屋さんを覗き、調理済みサワラのたたきとヨコワ(クロマグロの幼魚)のサクを購入した。この刺し盛なら、つれ合いがどれほど豪華めしを喰らって返ろうとまあ許せるってもんだ。

いや、旨かった。っていうか、サワラの定番のたたきが当ブログに初登場なのも驚きなのでした。

山陰人は考えた

今日、知人から届いた山形のぶどう。知人と言っても、大した付き合いなどない人なのだ。それがまたどうして？山陰人はこういうとき考えるのですよ。時期的に「松葉ガニ送れ!!」のサイン？

バカ旨 トラフグの唐揚げ

いつもの魚屋さんで見つけたトラフグのみがき。時節柄、鍋だねぇと思いはしたものの、待て待て。焼く煮る揚げる汁はないのか？鍋一択でいいのか？と考えたら優柔不断のduoさんになってしまった。

時節柄と言いはしたものの、その日空は晴れ渡り、車での移動時は窓全開の素晴らしい陽気だった。あ、これはビールの日だ。ってことは揚げちゃいますか!?の日でもあるわけだ。

２枚におろしてぶつ切りにし、ボールに放り込んで味付けはすりおろしニンニクと塩のみ。私、唐揚げは塩派なのであります。いやいやいやいや、空晴れて、気温上がって良かったわ。トラフグの唐揚げ、バカ旨。