2016年 09月 08日
秋刀魚の肝焼き |

鮎のにがうるかを除くと、魚の内臓を内容物ごと料理に使うということを私は知らない。しかし、秋刀魚は体の構造上、体内に長時間消化物を留めないためこれができるのだそうだ。考えようによっては秋刀魚の消化器官の中に、できたばかりの動物性プランクトンのなめろうが入っているということか?
というわけで、さっそく肝を使った料理。包丁でたたいた肝を醤油、酒、みりんで溶き、この漬け地に3枚に下ろした身を30分ほど漬けたのち焼く。この30分は、「秋刀魚の内臓は不浄なものではない」と自分に言い聞かせるための時間なのだ。
by thesakana
| 2016-09-08 13:01
| ■ サンマ
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